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東日本ミリングセンターの
取り扱い材料
東日本ミリングセンターでは、製造に使用する機械も材料もMade in Japanにこだわり、丁寧で高品質な歯科技工物を製作しています。ここでは、当センターの製品のうち、おすすめしている取り扱い材料についてご説明します。
ジルコニアML
当センターで使用するジルコニアには、松風製「スープラ」を採用しています。5層マルチレイヤリング構造と独自のトリプルグラデーション技術により、ディスク1枚で歯頚部からエナメル色まで天然歯のような色調を再現しています。さらに、曲げ強度は1,034~1,454MPaと、強度×透過性×色調を一つのディスクで実現。インレーや単冠からフルマウスまで、幅広い症例に対応できます。
ジルコニアHT/LT
セラミック専門メーカーであるアダマンド社製の、純日本製ジルコニア「ADAMANT(アダマンド)」を採用。アダマンドは、東ソー社の最高級クラスの原材料を100%使用し、工業用高圧プレス加工で作製されたジルコニアです。ブラックスポットや表面の欠陥、脆弱箇所が非常に少ないため、経年劣化が少ないのが特徴です。透光性の異なるHT(ハイトランス)/LT(ロートランス)を使い分け、さまざまな支台歯の色調へ対応が可能です。
HT(ジルコニアSUT/ウルトラトランス)
曲げ強度1,000MPaのジルコニアで、前歯から臼歯まで、すべての歯の補綴に適用可能です。自然感ある色調再現ができ、汎用性が高い素材だといえます。
LT(ジルコニアディスクHT)
曲げ強度1,300MPaのジルコニアで、遮蔽性が高いのが特徴です。変色支台やメタル支台など、下地の色をカバーしたいケースに適しています。コーピングにはこちらがおすすめです。
CAD/CAM冠
東日本ミリングセンターでは、CAD/CAM冠の全クラスにおいて、YAMAKIN社製のブロックを採用しています。YAMAKIN社製のブロックは単一組成積型であり、切端部から歯頚部まで、強度が均一で、ひずみもなく安心してご使用いただけます。厳しい口腔内環境に存在し続けることを見据え、独自の検証がされています。機能回復に留まらず、患者様のQOL向上を考慮した材料だといえます。
また、前歯部においてはSIL法によるブロック成形で、自然な色調のオーロラグラデーション(コントラストが各層均一で色調がなめらか)を実現しており、高い審美性のみならず、手作業による調整の負担を軽減しています。なお、CAD/CAM冠のご依頼の場合、大臼歯のみA2、A3、A3.5の3シェードによる対応となります。あらかじめご了承ください。